おーぷにん

サークルで
おーぷにんぐパーティなるイベントがありました
 
僕は何を隠そうそのリーダーでした
浴衣が見たいためにリーダーになりました
 
テンションはあがっていた。
朝、家を出るとき
 
母親「あんた本当にその格好で行くの?」
 
 
装いは
甚平、グラサン、ネックレス
という地元のヤンキーアレンジなファッション
 
 
オレ「当たり前だ」
 
母親「あほなんじゃないの。それは人間じゃないよあんた」
 
 
そんなこという母親はちょっとアレな人なので
別に放置して家を出る
 
会場に着くと
 
「その格好で来たの!!?」
 
みんな僕のやる気ある格好に目が点だった
 
 
どうやら甚平で行動するのはおかしい人らしい
今度もーそーさんに教えてあげようと思った
 
ぱーてぃ自体は成功を収め
その後、部室に行こうとみんなを誘ったものの
 
誰も集まらず
 
一人わびしく部室に泊まろうと決意して寝ていた矢先
 
 
「お疲れ!今、缶4本買っちゃったよ(笑)」
 
みたいなメールが舞い込んできたので
話の流れでそっちに合流することが決まり
もはや気分は暴走エロスだったので
その人の宅に転がり込んで寝た。12時まで寝た
 
起きて
4時からまた飲むことになって
この人たちは本当にお酒が好きだなと思った
 
思ったけど
みんなグループのテンションに
流されてる人たちだけだと知ったとき
みんなとの親近感が強まった
 
 
そしてなぜか
クッキングパーティーをやることになって
ピーマンの肉詰めとかスープとかみんなで作る
本当に企画好きな人たちだと思った
 
思ったけど
みんなグループのテンションに
流されてる人たちだけだと知ったとき
涙が出そうになった
 
 
帰宅したので
明日のテストの勉強を始めようと思った
 
思ったけど
やめた
 
もはや涙も出ない
 
 
ノシ