僕らの体育祭

もう少しで卒業ということで
熱く血が煮えたぎった
僕らの最後の体育祭で起こった事件について書こうと思う
 
僕は運動会実行委員会接待部門長になろうとしていた
説明しよう
僕らの体育祭は
競技から当日の備品移動など全てのことを
生徒が取りしきっていて
僕が入っていた接待部門とは飲食物を売りさばく部門である
しかし
そこに立ちはだかったのは
シゲルという人物だった
 
彼は文化祭も部門長を務め
利益をあげるという結果はちゃんと残している男だった
 
しかし、多分ゲイだった
 
僕は彼に部門長選抜という実行委員長が決めるもので負け
彼の下で副部門長として働くこととなった
 
こっからが僕の
デスナイトメア
の始まりである
 
彼は僕らはもう引退の身だから
後につなげるためにもう1人の副部門長に
ほとんどの仕事を与え
 
僕の仕事といえば
作業場のお片付けと
部門長が必ず遅れてくる部門会を始め仕切っておくことぐらいだった
 
そして事件は起こった
夏休みのことである
1時からの部門会だった
彼は案の定部門会に遅れてきた
 
その誤差1時間
おすぎだと思ったらピーコだった
そのぐらいの誤差だった
 
前もって話すことを決めていたため
僕はさっさと部門会を終わらせるべく着々と進行していた。
 
そして彼が到着し一言目
シゲル「3時まで部門会終わらせないで」
 
(ι゜Д゜)
 
いきなり痛恨の一撃をくらった僕は
数秒間なにもすることができなかった
 
俺「い、いや、早く終わらせるべきじゃないか」
 
シゲル「3時までやるのが俺のポリシーだから(笑顔)」
 
(ι゜Д゜)
 
僕はバラモスが毎ターン回復するのを知らなくて
ずっと一人で頑張って倒そうとしていた頃を思い出した
 
そのあと
シゲルは後輩にスキンシップ
あくまでスキンシップとして
抱きつき、持ち上げ、振りまわし
 
僕はそんな状況を見かねて
 
俺「いやさ、遊ぶんなら部門会終わってから遊べばいいだろう。まず部門会早く終わらせて、帰りたい人もいるんだからそういう人帰させてから遊べばいいだろう」
 
僕は意外にまともな人間だった。
そして彼を説得し、部門会を終わらせ
なにかしらないが疲れた僕は
 
隣でやっていた部門会の連中と親しく話していた
 
そして何事もなく終わった
かのようみえた
その後彼からのメールがあった
遅れてきてごめんなさいってメールだと思ったら
 
シゲル「そんなに他の部門入りたいなら入っていいよ。仕事もなくすから」
 
(ι゜Д゜)
 
僕は
はんにゃの面をはじめ呪いのアイテムと知らずにつけ、外れないのに戸惑うぐらい
虚をつかれた
 
とりあえずなぜか知らないが
ごたごたになるのが面倒だと思った僕は
謝った。ひたすら謝った
 
そして僕が悪いということになり
もうこの人がはざまの世界にいることを知り
僕は応援団に入った
 
副部門長が応援団に入ることは許されたものじゃなかったが
僕は最後の体育祭をこのまま終わりたくなかった
ゲイと終わりたくはなかった
 
そして応援団に入り
彼との仲の悪さをお互い後輩に見せないように気を使い
文化祭当日をむかえた
 
僕らは応援団として精一杯シモネタをやり
UDFがミッキーっぽいマスクを被りながら舞い
ちんぺーはブルマーをはいていた
 
そこは地獄絵図とかし
僕らは多いに楽しんだ
 
そして体育祭が終わり
感動のフィナーレを迎え
 
僕はゲイ恐怖症となった
 
ついでにブルマー恐怖症にもなった
 
そして僕らの体育祭は終わった

〜fin〜