今日

僕が朝、いつもどおり電車に乗ろうとすると
 
赤いバックを背負った髪がぼさぼさの
浪人生オーラが極めて強い生命体が阿佐ヶ谷にいた
 
か、
 
K崎ぃい!!!!
 
その姿を視界に捉えた僕は
なぜか、つい動物的、本能的な反射から人ごみに隠れ
K崎完全監視体制に入った
 
しかしK崎君はやっぱりK崎君なので
なにもこれといって特筆すべきことはしてくれなかった
 
そして彼は新宿で降りた
 
僕は彼のその後ろ姿をせいいっぱい
心の中で応援しているのにも気づかずに
 
来年も、、
浪人、がんばれよ、、、
 
ウソだよ!ウソだよ!
こんなこといって僕が浪人しちゃったら洒落にならないよ!!
 
あはは
 
あはははははは