今日

授業が終わり
開放自習室で自習していた僕
 
・・・
 
1時間、勉強したっぽくね?
 
QKKKK!!!!!!
 
僕は7Fのフロンティアホールという休憩室でI野とダベっていた
 
マジもう浪人とか疲れたよ俺
 
俺もだよ
 
現役生が哀れみと切なさが入り混じった目でこちらを見てくる中
僕らの会話は延々と続いた
 
そして20分ぐらいたち
もっかい勉強するかというありえないテンションになり
僕らはかいほー自習室にまたも向かった
 
・・・
 
あれ?
 
ぽけっとに
しまわなかったっけ、、?
 
財布が、、ない、、?
 
ぐぅごふらぅあ!!
財布ふろんてぃあるーむかどっかに落としたぁああああああ
 
これはもう
盗まれた
 
僕は普通にそう思った
 
半分あきらめつつ
フロンティアルームにTぶちさんとI野君を連れていきつつ
おいこら何見てんだよ、と周りを威嚇しつつ
僕は財布を探したけれどなかった
 
あーだめだなーこりゃー
 
そんなテンションでとりあえず受け付けに届いてないかどうか聞きにいくことに
 
!!??
 
警備の人の手に
僕の黒皮の財布が光っていた
 
キタ━━━(゜∀゜)━━━!!!!
 
ぼくはもう心踊り足取りは軽やかに
すきっぷすきっぷで受付にいった
 
警備「えっとー、君、名前は?」
ぼく「松井です」
警備「えっとー、中身は3959円、これでいいかな?」
ぼく「はい、あれ、でも少し少ないようなー!」
警備「ほんと?」
ぼく「うそです」
警備「はい、じゃあうん、これふろんてぃあるーむに落ちてたって聞いたけど○○さんが届けてくれたんだよ」
 
(´・ω・`)・・・さん?
 
───ナ、ナンダッテー!!!
 
ぼく「えっと、その子どこのクラスだかわかりますか!!」
警備「うーん、届けてくれるだけでいいって言ってたから聞いてないよ」
ぼく「えぇ!!わからないんでぃすか!!?」
警備「うん、まぁいつか会うことがあったらお礼でもいいなさいな」
ぼく「しょんぼり」
 
やってやる
決意という炎が僕の胸の中にめらめらと燃え上がるのを感じた
 
見つけたとき
僕は本当のハンターになれる気がするんだ、、!!
 
明日の僕の顔は
きっと今まで以上にキラッキラに輝いている