今日

やまやすと授業中メールをしていた
 
俺「ろるの定義は大爆笑という意味だけではないのだよ」
や「どうしたんだとつぜん」
俺「僕は君が『ろる』と答えてくれると思ったのに絶望したよ」
や「すまない、少々考えごとをしていたものでな」
 
や「そもそもぼくはろるじゃなくて
 
  ろろ
 
  と読んでいるんだよ」
 
このテロに僕は
笑いをこらえるので必死だった
 
僕は知った
 
こいつとメールしながら授業を受けるのは
 
瓦14枚割れた程度でセルに挑むようなものだ、と
 
だけど僕はミスターサタン
果敢にもその後、この強大な力に挑んでいった
 
しかしダメ押しを食らい
僕は
普通に
こらえられず
ノートなど取る隙はなく
僕の周囲から集めていた寡黙なイメージは
授業の静寂の中
肩の震えと奇妙な「ぷっぷぷーー」という声とともに
 
散った