今日

月曜と火曜日は少しおね棒しても大丈夫な日なので
僕は今日も少しおね棒した
余裕を持ち、予備校へ向かい
足取りも軽やかに3限の授業を受けた
 
休み時間
 
N崎「おまえ、1、2限の物理のノートとってねぇ?」
おれ「いまきた」
 
N崎「ぽかーん」
 
N崎「ほんと使えねぇ!」
 
心に
世界の中心並みの
爽やかな風が吹いた
 
そしてN崎は鷹のような目でターゲットをI野に定めた
 
N崎「I野ー、1、2限のノートとってねぇ?」
I野「あはは、ねえよ」
 
N崎「おまえらほんとゴミだな!!」
 
N崎の口調は
別にキレてるわけではなく
たとえていうなら
(藁)と語尾につく言い方だった
 
心に
メキシコ並みの
熱い風が吹いた
 
そして僕がこの胸の高鳴りを必死に抑えながら教室に入ると
入り口の席に座っている女の子の寝顔が見えた
 
女の子の寝顔なんて
電車内で見る以外は
 
小学校の修学旅行以来だっけ
 
、、、!!!!!!
 

 
きゅん
 
次の授業は
無駄にテンションが高くて
やまやすとメールをした
 
僕は
 
僕は
 
昨日の過ちを
繰り返した