最近

朝の電車、窓から差し込む光がいやにまぶしいと感じながら満員電車に揺られる。その普段通りの何気ない光景に僕はふと感動を覚えた。
 
こんな朝が毎日あるなら、僕はサラリーマンになってもいい
 
そんなことを思っていた。思っていたせいか、腹が猛烈に痛くなったので二度とそんなことは考えないことを天に固く誓った。そして僕は一人電車の中であやしくほくそ笑んだ。
 
今日の日記のすべりだしはこれに決まりだ。
 
予備校で授業を受けその休み時間、自販機のある7階に階段を上っていく。
位置エネルギー、たまったかな。
そして心の中で一人ガッツポーズ。哀れ浪人19歳。
 
ふと、僕の携帯に目をやる。僕の携帯はこの前落としたら液晶部分と文字ボタン部分が見事にわかれ、コードのみでつながっているという不思議な携帯になってしまった。さすがに不思議すぎるだろうと思い、そのときは力まかせにねじこみ、見かけ上は元に戻った。しかし、そのときから通話中に変に途切れたり、メール送信できなかったり、勝手に電源が切れたり、時刻がふっとんでたりする素敵な仕様になってしまった。
 
僕のPHS
次世代携帯なので(反語)
あまりに性能が良く(反語)
嬉しさが隠せません(反語)
 
そろそろ変え時かなぁ。そんなことを思った。
 
そして授業中、ペンを左手でも回すことは可能か、そのようなことを思い立ち挑戦しつづけていると、やたらペンを落とすことに気づいた。気づいたが、気づいた時にはすでに隣の人からは血管が浮き出ていたように思える。
きっと勘違いなので、僕は考えることをやめた。
 
授業が終わり、いろいろ自習場所を変更したりしてみる。フロンティアルームで自習することを試みるが、そのような開放された空間でアンリという強力なアタッチメントを装備した僕に敵はいないことがわかったので、自習室に引きこもる。
 
夜の電車、明らかに疲れの雰囲気が漂うその空間に僕は安堵した。僕だけではない。実際には僕はまったく疲れていないことに気づくのはその数ヵ月後になる。
 
わけがわからない
 
家に帰ると母親がなぜか半ギレで僕はそれを見た瞬間半べそだった。どうやら今日の食事はお父さんが作ることになったらしい。これは楽しみだ。
 
そして夕飯
時間は午後9時
 
でてきたものはどんぶりいっぱいの麻婆豆腐
 
量はともかく、まともなものでよかった。心から安心する。
 
このような生活を続けて、ひとつ言えることがある。
これを言ったら僕が僕でなくなるかもしれない。
しかし何か物を得るのにリスクはつきものだ。
僕は危険を覚悟で言おうではないか。
 
 
ヤングガンガン、明日発売ダヨー!!!!!!!!!!!!☆
 
さようなら