この前

2、3日前僕らがマックにいたとき
 
なぜか店内にちょんまげがいました。
 
いやみなさん
疑うかもしれないけれど
本当にちょんまげで
あの、髪を白いひもかなんかで
きっちり結んで、
さきっぽから黒いの出てるみたいな雰囲気で
江戸時代を彷彿とさせるファッションを気取っているとか
そんなレベルではなく
ちょんまげでした
 
なんていうか
あんりが後から来ることになっていたのですが
僕は本当に
あんりという爆弾をここに投じることを
恐怖するぐらい
ちょんまげでした
 
でもさすがに
あんり君は空気を読んで
入り口付近にいるちょんまげを
平然とした顔でとおりすぎ
僕らの席についた瞬間、言いました
 
あん「げに、まことにありがたきものかな。あれはなんぞ」
 
ぼく「あなかま。ふぁっきゅーあんり。まことしずかにのたまへ」
 
それぐらい
ちょんまげでした。
 
ちょんまげは
なぜかはわからないが
その場にいる仲間だと思われる
 
いやたぶん
お供
だと思われるメンツから
 
「あ、それじゃあ俺行くんで!」
 
「あ、はーい。またねー!」
 
と、
本当に
普通に
ちょんまげだけ
その場から消えた。
 
あの格好で
街へと消えていくちょんまげを
撮る勇気は
僕らにはなかった