今日

バイト開始時間は7時半
6児50分バス乗り場集合であるのに対し
僕が品川についた時間が6時51分であったことは心の中にしまっておくのであった
 
今日は朝からいきなりメガトン級の荷物であった
2㌧トラック2台分であった
 
僕はぶったまげたのであった
 
こいつは少なくとも俺には無理だ
そう思った
 
ので
 
引越し先に着いた僕は率先して家へあがり
包まれてるオーディオ機器などを取り出したり
解体されてるベッドを組み立てたり、いわゆる
 
頭脳派
 
なプレーをかましたのであった
 
そんなこんなで
げっそりな僕は
次の仕事にトラック1台で向かった
 
家に行って
荷物を受け取るという仕事が待っていた
受注内容では「カッター、布団2〜3枚必要」
とのことで非常に軽い仕事だろうと思ったのであった
 
到着
 
そして
目の前に
 
2㌧トラックで入るわけがないと常人なら誰もが思う荷物が積んであった
 
 
・・。。
 
 
僕は絶望した
 
ドライバーは愕然とした表情でその積むべき山を見つめこう言った
 
 
「こんなの2人で積めるわけねぇっぺや・・・」
 
 
その後は
家主の協力も得て、多分ドルオーラ級の力を出したのだと思う
 
荷物は積まれ
センターに持って行こうとしたその瞬間
 
「少ないけど、冷たいものでも買ってくれ。取っておいてくれないか?」
 
さわやかな笑顔を浮かべながら
僕らに1000円づつ、軍資金を渡す家主
そして颯爽と去り行く家主の背中
 
 
僕は感動した
 
ドライバーは嬉々とした表情でこう言ったのであった
 
 
「わりかんするっぺ。」
 
 
そして僕らは川崎の配送センターにその荷物を届けるミッションを得た
荷物が傷つかないために、本来なら積む前に
傷つきそうな荷物をプチプチとか薄いダンボールみたいな紙で
包まなければならないのだが
 
僕らは業者の「布団2〜3枚必要」
としか書かれていない紙にまんまと騙され
配送センターで包むはめになったのであった
 
荷物の多さからその作業は果てしなく残酷で
僕はもうげっそりというか
 
 
うすっぺらでからっからん
 
 
ドライバーは作業が終わり、品川へ帰る途中
こういうのであった
 
 
「二度とこんな仕事やらねぇかんな!!!」
 
 
正直
 
僕に言われても
 
という心境なのであった