沈む夕日を眺めながら
ふと思った
僕はこのままでいいのかと
ふと思った
僕は一人の人間としてこのままでいいのかと
ふと思った
僕はこの家庭に存在してていいのかと
一人暮らしがしたい
むしろこの家庭から離れたいっ
前まで何人かに言っていたけれどもリフォームか一人暮らしという話は
一階の駐車場スペースをリフォームして僕の部屋にする
というプレハブでもなく、一番僕にとってつらい結果に終わってしまった
話は今日の三時以降
部屋にいて
勉強をしようと思ったが
弟が帰ってきて
僕は
「変なサイトみるんじゃねぇぞ^^;;」
と出きる限りの心配りをまんべんにちりばめたステキな一言を放ち
あまりの気まずさから部屋をでてリビングへ向かった
そこには一家のトラブルメイカーと母親がいた
僕の一人部屋を作るための話になり
母親に向かい
「大学入ったら出てくんだケド、、」
と言ったら
「それじゃリフォームする意味がないジャナイ!!!」
とガンキレられ
これからの僕の未来のことを思うと胃がキリキリと痛みだすのを感じた
このままでは僕の精神は崩壊してしまう
そして僕は現実から逃げるべくまたPCへ向かった
しかしそこには当然のごとくボスキャラが存在していた
親父・・・
彼はまたコイコイをやっていた
最近の流行りはフリーセルじゃなくてコイコイらしい
そしてドアを開けたとたん放たれた一言に僕は愕然とした
「おまえは部屋があるんだから部屋に戻って勉強してなさい」
このぶっ飛んだ答えに僕の精神は崩壊してしまった
「おでっぇえのへやなんgだあgねえよっつう!!!」
「でもスペースがあるだろ」
「はい」
僕は案外聞き分けが良かった
精神が崩壊しても理性はちゃんと働いていた
がんばれ僕、
がんばれ僕の左脳
そして親父の寂しくて小さい背中を眺めながら
こんな大人にならいでか
と一人心の中で決心したのはいうまでもないだろう
そして三階の自分と弟の部屋に戻ると二階で母親がボリュームをめいっぱいにして聞いてる井上陽水の曲がほんとにうるさく
僕は勉強などできるわけがなかった
耐えるだけで精一杯だった
苛立つ怒りと弟との気まずさと人生への焦りから
僕はまた下へ降りていった
お、親父がいない!!
そして僕は今この思いをはきだすために日記を書いている
ストレス発散というより
世界には恵まれない子供がいます
このことをみんなに知ってもらいたい
どんなに裕福だろうとも心は満たされない
このことをみんなに知ってもらいたい
あぁもう
鬱だ・・・