だれか
波紋能力を身に着けて
僕に波紋を流してくれればなぁ
そんなことを思う廃人は今日も風邪が続いていて
高校生の頃は1日寝れば回復したはずなのに
老いたなぁ
ひしひしとそんなことを感じてきました
あの頃、極限の若さをもっていて人たちは今も元気なのだろうか
薄れゆく意識の中そんなことを考えていました
「ほはひー2桁を余裕で競いあってた2人の猛者」
「地震を素早く探知し、遥か遠く内陸の地へ逃げた猛者」
「ざめんを飲んでしまった猛者」
「北海道へ修学旅行した時の山登りで、道に立ってる標札をひっこぬき、それを旗のように掲げ颯爽と風のごとくコースを逆走し駆け抜ける猛者、というか棒」
あいつらは
今も変わらず
きっと元気だろう
なぜかはわからないけど
確信にも似た自己完結で僕は深い眠りへと落ちていくのだった