今日

派遣のバイト、引越しのお手伝いと配送、2日目
 
「はい、誰かきてくださーい」
 
「あ、僕行ってきますね」
 
 
とことことこ
 
 
!!?
 
 
そこには
西郷隆盛を彷彿とさせる
しかめっつらのナイスガイなおじさんがいました
 
以下、隆盛と呼ぶことにしましょう
 
隆盛君と共に僕は川崎市へGO
 
 
ぼく「あ、今日どこまで?」
 
隆盛「川崎」
 
ぼく「この後は?」
 
隆盛「センターへ戻る」
 
 
ふふ、
隆盛君ってば
 
恥ずかしがりやさんなんだからー!☆
 
そんなこんなで
僕の気分はどっぷり憂鬱で
朝日が昇ったばかりなのに
僕の心には夕日が差し込んでいました
 
これはある意味当たりなのだろう
 
そう思いながら
僕はけなげに仕事をがんばろうと思いました
 
 
引越しの手伝いスタート
 
 
やれ、やるんだ
見せてやれおまえの力を
 
ゴゴゴゴゴゴ
 
すてぃっきーずふぃんがー!!!!!
 
 
じぃいい
 
 
じょぼじょぼ
  
 
おいじょるの、これ飲めよ
 
 
・・・(中略)・・・
 
 
そしてテキパキと仕事が終わり
配送センターへと出向くことになりました
 
隆盛「学生かい?」
 
ぼく「へ?あ、はい。でももう1回受験するんですよ」
 
隆盛「へぇ、高校は?」
 
 
・・・(中略)・・・
 
 
隆盛「ではっ!ほんとかーあっはっは。大変だなぁ、がんばれよ」
 
ぼく「あ、はい。がんばります、、!」
 
 
どうやら
ジョブチェンジでもしたらしく
 
やたら会話が弾みました
 
その後
12時にその配送も終わり、休憩所にいろと言われ
休憩所に行ったものの、何もやることがない
 
このままでは
一人古今東西でもやりかねない
 
そう思った僕は
 
単語帳を開くという暴挙に出たり
だいがくへの数学を開きだし解き始めるという奇策をしかけてみたり
そんなことにも飽き、外に出てみたりして
無駄に一人でテンションあげること3時
 
「上がりでいいよ」
 
と言われ
やるせなさに駆られ
5、6km先に大崎まで歩き
 
バイトより疲れました
 
 
なんていうか気分がせつない